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特集 : 潜入!日本競輪学校 運動機能総合測定室 part1

Q. 能力測定と呼ばれている30秒測定とペダリング効率測定について教えてください。

「能力測定は、自転車競技者として必要となる専門的な能力を測定する種目です。現在はトラック短距離選手向けの30秒測定とすべての種目に共通するスキルを測定するペダリング効率測定の2種目を実施しています。

 30秒測定:静止状態からスタンディングスタートで30秒間の全力ペダリングを行います。

 30秒測定後に出力される測定結果シートです。グラフは、30秒間の速度の変化を示しています。最高速度、ピークパワー、総仕事量、平均パワー、ハンドル加重、ペダル踏力などを測定します。測定結果は、200mタイムトライアル1000mタイムトライアルなどとの相関があり、競技用自転車に乗ったことが無くても自転車競技者としての潜在能力を見ることができます。日本競輪学校では自転車経験の無い受験生の為の適性試験でこの30秒測定を実施しています。
 この図は、測定中にハンドルとペダルに加えられた力の大きさと方向を示しています。ハンドルとペダルには前後上下方向の力を計測するセンサー(ストレンゲージ)が入っていてそれぞれの力を合成して実際に力が働いている方向と大きさをベクトル(↑)で表すことができます。
 ペダリング効率測定:スタートして10秒間で指定されたスピードまで加速します。その後10秒から20秒まではサドルに腰を下ろしたまま(シッティング)指定された一定の速度でペダリングします。20秒から10秒間シッティングのままダッシュします。シッティングでの一定速度維持区間、加速区間、トップスピード時のペダリングの効率を計算して、有効クランク踏力、ブレーキ踏力などを算出します。
 ペダリング効率の測定結果です。クランク角度の効率 (ペダルに加えた力のうち、実際にクランクを回す力として伝わった力の割合)を示しています。青い斜線部が無効な踏力、赤がブレーキ踏力を表しています。

*ペダリングデータの見方についてはこちらをご覧ください。


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